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全国で一番小さな県

<p align="left"> 東西に半月形をしている香川県は、その面積かが約1876K㎡と全国で一番小さい。四国の東北部に位置し、北は瀬戸内海に面している。 <p align="left">海岸線の延長は約699KMあり、有明浜に代表される白砂青松の海岸美、さらに瀬戸内海海上に浮かぶ小豆島や塩飽諸島等の多島美を望むことができる。 <p align="left"> 香川の平野部でよく目にする、とんがり帽子のような山々は、溶岩台地である。溶岩台地とは、讃岐岩類からなる溶岩原が地盤の隆起とともに盛り上がったのち浸食をうけたもの。讃岐富士の別名でを持つ飯野山は、溶岩に覆われている範囲が小規模だったため風雨による浸食がすすみ、山頂がきれいな円錐方になった。 <p align="left">讃岐7富士といわれる讃岐平野に点在し、穏やかな景観を醸し出している。屋島、五色台、小豆島美しの原高原なども溶岩台地であるが、山頂は平坦で、これらは上層を溶岩に広く覆われたことにより浸食が取り残され、テーブル状の平らな形となった
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讃岐の謂れ
<p align="left">  <p align="left"> 古事記や古語拾遺にきされているように、香川県は古くは「讃岐国」とよばれていた。ほめるを意味する「讃」、山の姿を表現する「岐」から、美しい風土をたたえる名と考えられ、万葉集にも「玉藻よし讃岐の国は、国柄か見れど飽かぬ・・・・・」と風光をめでる詩が残されている。 <p align="left"> 気候的に暮らしやすく、早期から集落が生まれた一方で旱魃や洪水などの自然災害も多く、一万余りのため池があるのも土地の人たちの必然性からである。
<p align="left"> 讃岐平野 <p align="left"> 日本で一番狭い面積でありながら、ほとんどが平野であり景色も住みやすさも快適な土地柄である。 <p align="left"> 点在する富士の形をしたお結び山がのんびりとした景観を創っています。気候温暖、災害もなくこの優しさが昔玉藻よしとうたわれた原点でもあります。 <p align="left"> ため池が1万余に余ってあり、瀬戸内海を背景として、点在する山々をっき山と見るならば、まさしくこの地は「箱庭都市」といってもよいのではないかと思います。 <p align="left">